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私に判断能力がなくなる日 任意後見で認知症に備える(日経電子版)

投稿日:2020.03.01
私に判断能力がなくなる日 任意後見で認知症に備える(日経電子版)

長寿は喜ばしいが、それも健康であってこそ。中でも気になるのは、病気や認知症などによる判断能力の低下だろう。高齢になるほどそのリスクは高まる。自分や親の終活を考える際は認知症に備える対策も重要になる。有効な手段とされる任意後見契約など成年後見制度について知っておきたい。

ATMの操作に支障、先行き不安に

横浜市に住むAさんの母親(79)は東京都内で一人暮らしをしていたが、足腰が弱ってきたので老人ホームに入ることになった。母親は自分で銀行に行って生活費を下ろしていたが、ATMの画面が見えづらいのか操作が遅く、手元がおぼつかない。後ろからのぞかれたり、お金を取られたりするリスクがあるとAさんは思った。今のところ判断能力はしっかりしているが、先行きは不安だった。知り合いの弁護士に相談すると、成年後見制度のうちの任意後見契約を薦められた。

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